Messege
代表理事 プロフィール(自己紹介)
江戸川区に転居してきたのは1983年ですが、当時はご近所づきあいもなく職場との行き来だけの生活でした。その後、子どもができて幼稚園に通うようになった頃、生協の共同購入活動の中で日本の食料のことや、飲み水、ごみ問題などを学んだことから、地域での活動がスタートしました。市民による政治団体の立ち上げから選挙への取り組み、訪問介護事業所ワーカーズコレクティブ設立、地球環境問題に取り組むNPOの立ち上げなどに関わり、1997年に江戸川・生活者ネットワークが現在の事務所に移転したことで、隣の市民ファームに事務所を置いている様々な団体との交流が始まりました。
「NOG大学」に参加し、地域で市民が主体的に、しかも行政からの援助なしで活動している団体が区内沢山あることを知りました。それぞれの団体が取り組んでいる背景には重要な社会問題があり、団体同士が連携することで解決できることがあると実感しました。
2002年、「NPO法人ほっとコミュニティえどがわ」の設立に関わり、2004年に寿光院の土地を借りて、大勢の方々から資金集めに協力していただき高齢者のための共同の住まい「ほっと館」を開設しました。屋上には「NPO法人足元から地球温暖化を考える市民ネットえどがわ」が「市民立発電所」「えど・そら」の太陽光パネルを設置しました。高齢社会の取り組みが環境問題の取り組みにもつながっているのです。
豊かな市民社会を創るためには、市民が主体的に地域の問題に取り組むことが大事。これからの私のテーマは「つながる」「楽しく」です。「リタ市民アセット財団」設立にも、大勢の方の支援をいただくことができました。これは30年以上もつづけてきた市民の力、そして何より「寿光院」「見樹院」の支援があったからこそです。もっともっと地域が元気に! 市民活動が豊かに! 継続できるための支援をして行きたいと思います。

一般財団法人 リタ 市民アセット財団
代表理事 藤居 阿紀子